【簡単診断】あなたはどの尿漏れ、尿失禁?症状チェックシート|ひんにょう博士

【簡単診断】あなたはどの尿漏れ、尿失禁?症状チェックシート

自分の意思とは関係なくおしっこを漏らしてしまうのが尿もれ(尿失禁)。

 

男性にも女性にも起こり得るこの尿もれですが、恥ずかしくて人には言えないと悩みがちな疾患です。

 

しかし、尿漏れにもいくつかのタイプがあり細かく分類すると6つに分けられます。

 

まずはあなた自身がどの尿漏れタイプに当てはまるのか?現状把握しておきましょう。

あなたはどの尿もれタイプ?チェックシート診断

  1. トイレで下着を下げるまえに漏れてしまう
  2. トイレのドアノブに触れると漏れてしまう
  3. 急な尿意がきてトイレに間に合わない
  4. 手を洗ったり水の音を聞いたりすると漏れる
  5. 過活動膀胱が疑われる頻尿がある
  6. 咳やクシャミをすると漏れてしまう
  7. 重いものを持ち上げると漏れる
  8. 大笑いしたときに漏れてしまう
  9. 高いところのものを取ろうとすると漏れる
  10. 階段の上り下りでも漏れてしまう
  11. 常に残尿感がありちょろちょろ尿が漏れてしまう
  12. 身体障害や認知症など尿機能以外の問題で漏らしてしまう
 

【診断結果】あなたの尿漏れタイプはどっち?

いかがでしょうか?上記のうち、

  • 1~5に一つでも該当すれば切迫性尿失禁
  • 6~10に一つでも該当すれば腹圧性尿失禁

になります。ちなみに切迫性尿失禁は男性にも女性にも多くみられますが、腹圧性尿失禁はとくに女性に多いのが特徴です。

 

この2つのタイプは、尿漏れを起こすメカニズムが異なるだけでなく、尿漏れする場所やタイミングなども大きく違います。ただどちらも自力で治せるタイプの尿漏れなので放置せず積極的にケアしていきましょう。

 

 

また、11に当てはまる人は溢流(いつりゅう)性尿失禁の可能性が高いです。

 

これは女性よりも男性に多いのが特徴で、男性特有の頻尿である前立腺肥大が原因になり合併している可能性があります。

 

最後の12に当てはまる人は機能性尿失禁と呼ばれます。

 

これは泌尿器には問題はないものの、認知症や身体障害などが原因で物理的にトイレにいけずに漏れてしまう尿失禁をいいます。介護や生活環境を見直す必要があります。

その他にも、事故などによる脊髄損傷が原因でおこる反射性尿失禁、膀胱がまったく機能せずにそのまま漏れでる全尿失禁というような疾患もあります。

 

これらのタイプは自分で治すことが出来ないので必ず泌尿器科など医師のもと専門的な治療を受ける必要があります。

 

 

とりわけ一般的に症状が出やすくなりやすいのは初めに紹介した2つ、切迫性尿失禁腹圧性尿失禁です。

 

ここからまずは詳しくみていきましょう。


男女ともになる切迫性尿失禁とは?

切迫性尿失禁の代表的な症状

  • 急に尿意が襲ってきてトイレに間に合わない
  • あと少しというところで漏らしてしまう
  • 水に触れたり水の音を聞くと尿意を感じる

 

このような症状がある方。切迫性尿失禁は「トイレに行きたい」と意識したとたんに、急に尿意が襲ってきて我慢できなくなり漏らしてしまうタイプで、男性にも女性にもある尿漏れです。

 

例えば、トイレに入って下着をおろすとき、ドアノブに触れたときなど、あと少し我慢すれば…という状況で直前に漏らしてしまう傾向にあります。

 

切迫性尿失禁の原因、メカニズムは?

指示通りに膀胱が働かなかったり、膀胱が過敏になって尿意をコントロールできないことで切迫性尿失禁は起こります。

 

つまり尿をためる機能が異常をきたしている状態。

 

原因として一番多いのは過活動膀胱によるものが多く、我慢しようとしても膀胱が勝手に収縮して排尿してしまうので、尿意を感じてから排尿までが短く結果的に漏らしてしまうことになります。

 

ちなみに、水の音を聞いたりするだけで尿意を催す原因はハッキリとはわかっていません。ただトイレを連想させることなので心因的な要因が関係していることはたしかです。

 

また、膀胱炎が原因で起こることもあるので、それぞれの症状や原因にあって適切な対策ケアを行うことが重要になってきます。

 

女性に多い腹圧性尿失禁とは?

腹圧性尿失禁の代表的な症状

  • 咳やクシャミをしたときに漏れてしまう
  • 重いものを持った瞬間に漏れてしまう
  • ちょっとした日常生活の動作で漏れてしまう

腹圧性尿失禁は女性に圧倒的に多い尿漏れです。とくに40歳以上の女性に多く、今や3人に1人が腹圧性尿失禁で悩んでいると言われているほど。

 

このタイプの人は、尿意とは関係なしに尿漏れしてしまいます。症状をみてわかるように、基本的にはお腹に力が入った瞬間に漏れてしまうことが多いです。

 

軽度のうちは尿漏れも起こりにくく量も少なめですが、症状が進行するとちょっとした動きで大量の尿漏れが起こるケースもあります。

 

腹圧性尿失禁の原因、メカニズムは?

腹圧性尿失禁のおもな原因の一つは、尿道を支える筋肉の衰えによって尿道の締まりが悪くなることにあります。

 

骨盤底筋や尿道括約筋といった尿道をささえる筋肉は、男性よりも女性のほうが弱いのです。さらには、

  • 出産
  • 加齢
  • 運動不足
  • 肥満

このような要因でも骨盤底筋群は弱くなっていくので、さらに尿漏れしやすくなります。

切迫性尿失、腹圧性尿失禁に効くおすすめの対策

 

ここからは、自宅でもできる簡単な尿漏れ対策、尿漏れ予防ケアをご紹介します。


 

対策1. 骨盤底筋群を鍛える体操

この代表的な2つのタイプの尿漏れですが、どちらも骨盤周りの筋肉を鍛えてあげることで改善されるケースが多いです。

 

とくに腹圧性尿失禁の場合は原因そのものが筋力の低下にあるので、しっかり鍛え直して強くすれば改善する可能性大です。

 

そして、この骨盤的筋群を鍛えるのは自宅でもできます。

 

詳しい鍛え方や効果的な体操についてはこちらで紹介しているので、尿漏れでお悩みの方はぜひ試してみてください。

 

>>自宅で出来る尿もれ、頻尿に効く体操

 

対策2. 膀胱の収縮を和らげるサプリメント

また、頻尿サプリも尿もれ改善におすすめです。

 

頻尿サプリメントには、膀胱や排尿筋の筋肉をゆるめる作用があるもの、前立腺肥大を抑制する作用が期待できるものなどがあります。

 

結果的に、一回あたりの尿の量を増やして尿回数を減らすことも期待できるので、頻尿や尿もれでお悩みの方は試してみてください。

 

ただし、男性と女性ではおすすめする摂取成分が違うため、サプリメント選びも違ってきます。サプリメント選びで失敗しないためにも、こちらの比較ランキングを参考にしてみてください。

 

>>頻尿サプリ徹底比較ランキング

その他のタイプの尿もれ(尿失禁)は専門医、専門家に相談しよう

ここまで、切迫性尿失禁と腹圧性尿失禁の原因や対策について詳しく解説してきましたが、これ以外のタイプである

  • 溢流性尿失禁
  • 機能性尿失禁
  • 反射性尿失禁
  • 全尿失禁

このいずれかに当てはまる人は、自己ケアで何とかしようとするよりも泌尿器科など専門医に相談し治療や対策にあたるようにしてください。

 

どの尿もれにもそれぞれ軽度、重度があるうえに症状や原因も違うのでひとまとめに出来るものではありませんが、投薬による治療が一般的なものもあります。

 

また、

  • 排尿時に痛みがある
  • 尿に血が混じっている

などのケースでは、膀胱炎やその他の病気の可能性も十分にあります。症状に不安を覚えた方は先延ばしにせずに早めに医師に相談しましょう。

 

また、機能性尿失禁の悩みを抱える人が身内や周りにおられる方は、まわりの協力サポートが必須です。

 

原因に応じた対処法で解決できるケースも多いので、ぜひ専門家の話も聞いて対処してもらえればと思います。

 

イラスト引用 タイトル:ブラックジャックによろしく 著作者名:佐藤秀峰

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